今回は、世界で最も危険な猛毒蛇の一種「ブラックマンバ」の愛称を持つ元バスケットボール選手 コービー・ブライアントの言葉をご紹介！

"Heroes come and go, but legends are forever." -Kobe Bean Bryant
ヒーローはやって来ては去る。でも、レジェンドは永遠だ。

【解説】
NBAを代表するスター選手、コービー・ブライアント。名門ロサンゼルス・レイカーズ一筋でプレーし、NBAチャンピオンやシーズンMVPなど数々の称号を手にし、キャリアの初期から引退に至るまで、約20年にわたってリーグ最高峰の選手であり続けた、まさに伝説のプレーヤーです。 スーパースターであったものの、コービーにはアンチも多く存在しました。才能はありましたが自信過剰で、キャリアの初期は粗削りで独りよがりなプレーが目立ち、「自分勝手」「独りよがり」「傲慢」などと形容され、バッシングされることもしばしば。 それでも、コービーは他人から受けるブーイングや批判を気にすることはありませんでした。唯一、彼がショックを受けたのは、自分の期待に自分が応えられなかったこと。18歳のルーキー時代、大切な試合でここぞという時のシュートを連続で外し、チームはみじめなシーズン敗退を喫します。 これがコービーのターニングポイントになりました。シーズンが終わってオフに入ってからも練習に練習を重ね、早朝からのワークアウト、誰もいない体育館での何時間にも及ぶトレーニングをこなし続けます。家に戻ってテレビで野生動物のドキュメンタリーを見ているときでさえ、その野生動物の動きにバスケットのヒントがないかを見出そうとするほどでした。 この大いなる努力は実を結びます。大きな自信に見合うほどの実力をつけ、誰からも認められるスーパースターへと成長を遂げたコービー。この誰にも負けない競争心と向上心、そして何よりも努力がバスケットボール界のレジェンドをつくりあげたのですね。